外食ハンバーグレポート

vol.19 特別編

究極のハンバーグ – コーヒーエノモト

コーヒーエノモト

11月16日の究極のハンバーグプロジェクトを経て、11月29日よりコーヒーエノモトにて販売開始となりました、「究極のハンバーグ」を早速協会でもいただいてきました!
コーヒーエノモトでの提供期間は残りわずかではありますが、一人でも多くの人に食べてもらいたいという思いから今回は特別編と題してハンバーグレポートをお届けします!

まずは、ご存じない方のために、究極のハンバーグプロジェクトについて、簡単に説明をさせていただきます。
究極のハンバーグプロジェクトとは、日本ハンバーグ協会員から募集したハンバーグマニア14名に加え、ハンバーグ協会大使の俳優・笠原秀幸さん、協会員であり、ハンバーグ研究家の榎本稔氏と、ハンバーグ好きの女性に人気があるハンバーグ専門店「俺のハンバーグ山本」の社長山本昇平氏を監修者として迎え、それぞれが考える「究極のハンバーグ」のアイデアを基に議論し、「究極のハンバーグ」を考案するプロジェクトです。

そして、今回のプロジェクトで考案されたハンバーグを特別メニューとして監修者として参加してくださった榎本さんと山本さんのお店でそれぞれ数量限定・期間限定で販売することとなりました。第一弾は、11月29日よりコーヒーエノモトで、第二弾は12月8日より俺のハンバーグ山本渋谷食堂にて販売されます。
今回は、11月29日から販売されているコーヒーエノモトで提供されている究極のハンバーグをご紹介します。

お店は東京メトロ南北線の西ケ原駅から徒歩30秒ほどのところにあります。お店に到着すると早速目に入ってきたのが、「究極のハンバーグ」のポスターでした。店の前でも一際存在感を放っておりました。さすが、“究極”ですね笑ポスターを見てごらんの通り、今回は2種類のハンバーグをご用意してもらっています。1つが、プロジェクトで考案された究極のハンバーグ、もう一つが、プロジェクト内で定義された究極のパテを基にプロが新たにソースを考案したオリジナルハンバーグです。

お店の前でジタバタしててもどうしようもありません。早速、レポートしていきます!

コーヒーエノモト

こちらが、今回のプロジェクトで考案された究極のハンバーグ、「デミグラス煮込みの温玉ハンバーグ」です。パテは、議論の末に出てきた9種類のパテの試食を行った末に最も美味しいとされた、牛9:豚1の割合で、つなぎは少な目、挽き方は粗挽きという組み合わせを採用しています。
ソースはデミグラス、おろしポン酢、味噌という3種類のソースの中から、最もマッチングに優れているとされたデミグラスを使っています。また、榎本流のアレンジとして温玉トッピングで提供されています。

早速いただいたのですが、食べた瞬間に肉の弾力感に圧倒されました!パテ自体が、牛肉の割合が非常に高いこともあり、肉々しさを感じることはできるのですが、デミグラスでハンバーグを少し煮込むことで、肉々しいハンバーグがフワフワになるでなく、肉汁を吸収するためとってもジューシーな仕上がりとなっています。
牛肉の強いパテのため、そのままでもしっかりと味はついているのですが、濃厚なデミグラスに煮込まれて旨味がさらに増した状態というわけです。究極であり、最強という表現がぴったりなハンバーグです。
ただ、これだけではなく、温玉もあります。温玉は豪快に割ってください、豪快に!そうすればするほど、肉汁とデミグラスソースと温玉の三位一体をより一層楽しむことができます。
1つの料理でここまで楽しめる幸せになれる事はなかなかないのではないかと思います。多幸感に浸れること間違いいありません!

コーヒーエノモト

さて、これだけではありません。
今回の特別メニューでは、究極のハンバーグとは別に、プロジェクト内で決まった究極のハンバーグパテを基にプロがオリジナルでソースを開発するアレンジハンバーグも同じく数量限定・期間限定で販売してもらっています。気になるアレンジハンバーグですが、コーヒーエノモトでは淡路島産タマネギとリンゴで甘く爽やかな和風ソースをあしらったハンバーグを用意していただきました。ソースには角切りリンゴとフライドオニオンもあしらわれています。
こちらも早速いただきました。こちらは濃厚なデミグラスハンバーグとは打って変わって、とってもあっさりとした口当たりです。食べた瞬間に入ってくるのは、りんごのさっぱりとした中に表れるほんのりとリンゴの甘み。少しずつ食べていくとタマネギの辛みが出てきます。
ただ、普通のタマネギの目をつむりたくなるような刺激的な辛みではなく、舌の中で軽いアクセントになるような優しい辛みです。ここに角切りリンゴやフライドオニオンを入れるとまた味に更なる変化が加わります。

口の中でこんなにも味が変化し続けるハンバーグも少ないのではないでしょうか?こちら、たった一つのハンバーグでいろんな側面を楽しむことができる面白いハンバーグでした。個人的には、リンゴを食べるタイミングは、「口の中で変化し続ける味を一旦リセットするときなのではないか?」と勝手に考えながら食べておりました。いやー、実に面白い。色々と考えさせるハンバーグでした。

いかがでしたでしょうか?
レポートで味が伝わっていたら嬉しいのですが、やっぱり究極のところ、実際に食べて楽しんでもらいたいというのが本心です。このページを見て、「食べに行きたい!」と少しでも思ったあなたっ!!!お店に向かいましょう。12月6日までしか販売していません。数量も限定です。善だけでなく、膳も急げです笑ぜひ、お店に足を運んでいただき、「究極のハンバーグ」ご賞味ください!

更新:2014年12月04日
※ 内容は記事更新時の情報です。
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