理事長が斬る!

vol.42

ハンバーグ界の潮流は「原点回帰」にあり!

2017年秋のハンバーグ界のトレンドは「肉質にこだわった牛肉100%ハンバーグ」にあると、理事長バーグマン田形は考えています。
都内では特に牛肉にこだわるハンバーグを目玉商品とする店舗が続々とオープン中!

【牛肉にこだわる新店舗の一部(都内)】

  • 16年11月 新橋「新橋バーグ」…“十割牛肉”、リーズナブルなハンバーグスタンド
  • 17年04月 飯田橋「サクレ フルール」…パリ本店の肉ビストロ、ステックアッシェを提供
  • 17年05月 池袋「ハンバーグ&居酒屋ぶっふ」…熟成和牛のハンバーグを提供
  • 17年05月 荒川車庫前「ハンバーグ&ワインバルhache(アッシェ)」…塊肉から挽く
  • 17年06月 飯田橋「和牛贅沢ハンバーグ 翔山亭」…黒毛和牛A4以上を使用
  • 17年06月 渋谷「もつ吉(もつきち)」…とろける生ハンバーグ

新橋バーグ

▲新橋「新橋バーグ」…“十割牛肉”

居酒屋ぶっふ

▲池袋「ハンバーグ&居酒屋ぶっふ」…熟成和牛のハンバーグ

翔山亭

▲飯田橋「和牛贅沢ハンバーグ 翔山亭」

大手チェーンも牛肉100%のハンバーグに熱視線!
【牛肉100%ハンバーグに注目するチェーン店の一部】

  • 17年04月 春日井「あみやき亭」…初のハンバーグ・ステーキ専門店
  • 17年06月 「ステーキガスト」…新看板メニュー「牛っとこぶしハンバーグ」
    ※ 17年03月登場メニューの改題、赤身肉「ショルダークロット」使用
  • 「デンバープレミアム」(「伝説のすた丼屋」のアントワークス運営) …全国に店舗拡大中
    ※ 初出店は13年5月西新宿店、17年08月時点で計19店舗出店(17年だけで6店舗)

牛っと こぶしハンバーグW

▲ステーキガストの「牛っとこぶしハンバーグW」

牛肉100%ハンバーグを扱う中堅チェーンも出店攻勢!

  • 「黒毛和牛 腰塚 ハンバーグ&ステーキ店」…自由が丘始め店舗拡大中
  • 「ビーフキッチンスタンド」(奴ダイニング) …秋葉原始め店舗拡大中
    ※ 生ハンバーグが何と290円!

このハンバーグ界の流れ、まさに「原点回帰」と呼べるのではないでしょうか?

【牛肉100%から始まった!? 日本のハンバーグの歴史】

1882年(明治15年)、日本初の料理学校「赤堀割烹教場」の開校披露の席上にてハンバーグが披露されていますが、ハンバーグと言う名称と調理法が合致するのは日本ではこれが初めてとなります。
1937年(昭和12年)には、陸軍省検閲済の「軍隊調理法」(いわゆるレシピ集)に「挽き肉油焼(ハンバーグステーキ)」が登場。
この頃は「ハンブルグステーキ」「ハンブルグステッキ」などと呼ばれ、牛肉100%が基本。
1955年発行の「肉料理」(主婦の友社)には、「本来なら牛、家庭なら合挽きが手頃」との表記があります。

2014年にスタートした「肉フェス」を始め、肉系のフードイベントが人気となり、「いきなり!ステーキ」等の立ち食い、量り売りのステーキ・ハンバーグ店も出店ラッシュに。
さらに「肉食女子ブーム」が完全に浸透する中、2015年には「熟成肉ブーム」到来と、近年の「肉食」に対する理解と需要の高まりには目を見張るものがあります。
そんな中、ハンバーグ界にも「牛肉にこだわったご馳走度が高いハンバーグ」に注目が集まっているといえそうです。
日本ハンバーグ協会的には、オレイン酸が豊富で味も一級品の「名人和牛」に興味津々!この肉はハンバーグ好きなら誰もが知る某超有名店でも愛用されている、知る人ぞ知る逸品。
今後のハンバーグ界の台風の目となるか、注目です!

更新:2017年10月31日
※ 内容は記事更新時の情報です。
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