理事長が斬る!
vol.02
明日からハンバーグ評論家になるために・・・②
前回に引き続いて、ハンバーグ協会が、ハンバーグを愛する皆さんが世の中に存在するハンバーグをより一層楽しんでもらうために制定した、「味の評価軸」と「肉の分類」についてお話しさせてもらえたらと思っています。
今回は、「肉の分類」についてお話ししたいと思います!
「肉の分類」というのは、「肉汁の量」、「肉の質感」、「焼き具合」など、ハンバーグのタネとソースの属性を明らかにするために用いられます。より一つ一つのハンバーグの構成を理解するために設けた項目が「肉の分類」です。
「味の評価軸」と「肉の分類」をもってすれば、明日から、本格的にハンバーグ評論家としても活動ができるでしょう!
「肉の分類」も五つポイントを用意しました。ちなみにこの「肉の分類」は、評価の対象としているわけでは決してありません。世の中にはどんなハンバーグが存在しているのか、自分が食べたハンバーグがどのような構成をしているか、というハンバーグの知識を高めるための要素です。
一つ目のポイントは、「肉汁」です。
肉汁が溢れるハンバーグには、夢がありますが、肉汁が少ないハンバーグだからと言って、美味しくないことはありません。それも特徴なのです。
二つ目のポイントは「肉のエア感」です。
日本ハンバーグ協会では、ハンバーグの柔らかさのことを「エア感」と呼んでいます。ハンバーグを口に入れて噛んだ時には皆さんなりのエア感を楽しんでください。
三つ目のポイントは、「焼き具合」です。
こちらは好みが分かれる部分ではありますが、焼き具合によって、「味の評価」が変化する可能性は高いでしょう。しっかりとチェックしてくださいね!
四つ目のポイントは、「肉の配合」です。
牛100%ハンバーグ、合挽ハンバーグ、豚100%ハンバーグ他にもたくさんの種類のハンバーグのためが存在しますが、少しでも異なるだけで、味や舌触りに変化が起こるのが、ハンバーグです。舌や味だけでわからない時は、お店の人に確認してみましょう。
そして、最後のポイントが、「ソースの種類」です。
ハンバーグに欠かせないモノ、そう、ソースです!ソース一つ違うだけでハンバーグの楽しみ方は無限に広がります。そんなソースも忘れずにチェックですよ。
以上が、ハンバーグをより知るために用意した分類の5項目です。
2回にわたってお届けした、ハンバーグ協会制定のハンバーグ評価ポイント紹介はいかがでしたでしょうか?
これで、明日からみなさんはハンバーグ評論家になることができます!ハンバーグを食べるときには、ぜひ、この評価軸と分類を思い出してハンバーグを楽しんでください!
それでは、また次回♪
※ 内容は記事更新時の情報です。